舞台「MAPS」感想
少年社中さんの「MAPS」を観ました。
推しが出てない、ストーリーもわからない舞台を見に行くのって初めてだったかも…。
生駒ちゃんのインスタを見て「見よう」と直感的に思ったのがきっかけ。
社会人になって3ヶ月ちょっと、自分が思い描いていたのと現実にギャップを感じる日々。
あー入る会社間違えたかもと思ったりして、自分にガッカリして、焦って、
社会人一年目なんてそんなものなのかもしれないけど「そんなもん」って流される自分が嫌で…。
すこしでも前に進むヒントになれば、と思いチケットを取りました。
私がいちばん共感したのは冒険家。
なんとなーく楽しいことが好きで、大事な場面で決めきれなくて…
でも、最後に腹をくくってからはめちゃくちゃ格好良かった。覚悟を決めた人間は強いしかっこいいんだ、って痺れました。
私は辛い時、正解を提示してくれーって思っちゃうんだけど(その方が楽だから)、
辛くても自分の足で歩いていかなきゃいけないんだ、と
優しく教えてくれる舞台だった気がします。
何者でもない自分と、自分の感情と向き合って、楽園を探して一歩一歩進んでいけたら。
それから。
久々に自分の好みの舞台に出会えて嬉しかったー!
オープニングが格好よすぎて!!ボレロってこんなに格好良かったのか!自分も音楽に飲み込まれる感じ、鳥肌。
ミュージカルばっかり見てるから、ボレロが終わった時思わず拍手したくなりました。一曲終わったー!ってノリで。笑
みなさんキラキラしてて本当に素敵だった…。
ラストシーンはオープニングの時とは台詞の響き方が全然違くて、鳥肌が立ちました。
いやもう本当ビリビリきました。ガンガン揺さぶられた。
この感覚が欲しくて私は舞台を観るんだと思う。
あー、観て良かった!観れて良かった!